※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

すっぽんの摂取過多は要注意!

すっぽんの摂取過多は不調を引き起こす

すっぽんの摂取過多は、吐き気や腹痛などの不調を引き起こす可能性があります。
その理由は、すっぽんに含まれる豊富な栄養成分にあります。
すっぽんの栄養成分には過剰摂取すると不調を引き起こすものがあります。
それは、タンパク質、水溶性ビタミン、ミネラル、不飽和脂肪酸です。
今回は、これらの栄養成分の過剰摂取はどのような不調を引き起こすのかご説明します。

たんぱく質の過剰摂取

たんぱく質を過剰摂取すると内臓機能が低下したり、腸内環境が乱れたりする恐れがあります。

すっぽんにはたんぱく質だけでなく、たんぱく質の材料となるアミノ酸が豊富に含まれています。
摂取したたんぱく質は体内で合成と分解を繰り返し、余った分は窒素からアンモニアとなって体外へ排泄されます。たんぱく質を過剰摂取すると、窒素→アンモニア→尿に変換するサイクルを活発にする必要があります。
すると、肝臓や腎臓への負担が大きくなり、肝機能や腎機能が低下する恐れがあります。

また、動物性のたんぱく質を過剰摂取すると上手く体に吸収されず、タンパク質は腸内で悪玉菌のエサになります。
すると、悪玉菌が増殖して腸内環境が乱れます。
腸内環境が乱れると、便秘、下痢、吐き気などを引き起こす恐れがあります。

脂溶性ビタミンの過剰摂取

脂溶性ビタミンを過剰摂取すると、頭痛、めまい、食欲不振などの不調を引き起こす可能性があります。

すっぽんには水溶性ビタミンだけでなく、脂溶性ビタミンも含まれています。
水溶性ビタミンは水に溶けやすいので過剰摂取しても尿として排出されます。
しかし、脂溶性ビタミンは水に溶けないため、内臓に蓄積されます。
ですから、脂溶性ビタミンは過剰摂取による様々な不調を引き起こす恐れがあるのです。

すっぽんに含まれる脂溶性ビタミンは、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンEです。
ビタミンAを過剰摂取すると、頭痛やめまい、肌荒れなどを引き起こす可能性があります。
ビタミンDを過剰摂取すると、食欲不振、嘔吐などを引き起こす可能性があります。
ビタミンEを過剰摂取すると、疲労感が強くなる可能性があります。

ミネラルの過剰摂取

ミネラルを過剰摂取すると、便秘、下痢、吐き気などの不調を引き起こす可能性があります。

すっぽんにはミネラルがバランスよく含まれています。
ミネラルは身体のバランスを保つために重要な栄養成分なのですが、過剰摂取摂すると栄養障害が起こる恐れがあります。

すっぽんに含まれるミネラルで過剰摂取に注意が必要なものは、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅です。
カルシウムを過剰摂取すると、便秘を引き起こしたり、腎機能を低下させたりする可能性があります。
マグネシウムを過剰摂取すると、下痢、嘔吐、倦怠感を引き起こす可能性があります。
鉄、亜鉛、銅を過剰摂取すると、下痢、嘔吐を引き起こす可能性があります。

不飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸を過剰摂取すると吐き気や下痢などの不調を引き起こす可能性があります。

すっぽんに含まれるDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸は身体に良い油ですが、1日の適切量はおよそ1gといわれています。
1日3g以上の不飽和脂肪酸を摂っていると、吐き気や下痢などの不調を引き起こす可能性が高くなります。

また、すっぽんに含まれる不飽和脂肪酸には血液をサラサラにする働きがありますので、摂りすぎると、出血した際に血が止まりにくくなる恐れもあるのです。

サプリメントでの摂取は要注意!

今回ご紹介した栄養成分は、通常の食習慣において不足することはあっても過剰摂取することはほとんどありません。
栄養成分の過剰摂取による不調の多くはサプリメントなどでの過剰摂取です。
すっぽんは手軽に摂れない食材ですので、日常的に摂取するのは困難です。
すっぽんの栄養を摂る場合は、サプリメントなどの健康食品での摂取になりますので、過剰摂取にはくれぐれも注意しましょう。